こんにちは、岐阜県の飛騨高山で動画制作をしているシュウジです。
今回は以下のお悩みについて、プロの動画クリエイターの目線で詳しく解説していきます。
- どんな内容でショート動画を制作すれば良いのか知りたい。
- どのように編集すれば視聴者の心をつかめるのか学びたい。
- 効果的でバズる動画はどうやって作ればいいのか知りたい。
企業にとってショート動画はまさにトレンドの広告コンテンツです。ショート動画の特徴や制作のコツ、そしてバズるための秘訣を理解すれば、あなたの動画がSNSで注目される確率がグッと上がります。
この記事を読むことで、ショート動画制作の成功への第一歩を踏み出せるでしょう。
ショート動画とは
ショート動画とは、主に尺が1分以内で、TikTokやInstagram、YouTubeといったSNSで人気のコンテンツです。
サクサクと次の動画が見られる手軽さが受け、TikTokでは2021年に30億ダウンロードを達成。特に若い世代に人気があります。
一方、総務省のデータによれば、YouTubeは全年齢層で広く利用されています。
出典:総務省「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
ショート動画はスマートフォンを使ってかんたんに作成・編集ができるため、多くのユーザーが気軽に投稿をしています。
ショート動画の特徴やメリットについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ショート動画をバズらせるコツ5選
それでは、ショート動画をバズらせるコツとして、以下の5つをおさえておきましょう。
- 目的を明確にする
- ターゲットを特定する
- メッセージを1つに絞る
- 冒頭の数秒にインパクトを与える
- 統一感のある世界観を持つ
①目的を明確にする
ショート動画を作るときにまず重要なのは「目的を明確にする」ことです。目的がはっきりしていると、動画の方向性が定まり、効果的な編集ができるからです。また、明確な目的は視聴者にも伝わりやすく、動画の質を向上させられます。
例えば、商品を紹介する動画で「商品の特徴を強調」したい場合、その特徴を中心に編集します。しかし、「商品の日常使用シーンを見せたい」場合は、そのシーンをメインに制作します。同じ商品紹介でも、目的次第で取り組み方が変わります。
ひとつの成功例が家電メーカーのLITHON (ライソン)です。LITHONは、社内の人間がコミカルなやり取りで商品をPRし成功しています。LITHONは安くて面白い「バラエティー家電」を狙っていることから、商品の特徴をとらえた目的を達成しています。
また、アイリスオーヤマのアカウントでは、商品の日常使用シーンを見せて、視聴者が実際に使った姿を想像させています。
動画編集の初心者でも、最初に目的を明確にすれば、方向性を持った動画を作ることが可能です。どのシーンを強調するか、どの部分をカットするかなどの判断がしやすくなります。
②ターゲットを特定する
動画制作では、ターゲットを特定することも重要です。ターゲットを明確にすることで、動画の内容や雰囲気をターゲットに合わせて興味を持たせられるからです。
例えば、若い世代をターゲットとするなら、流行の音楽や今どきの言葉を取り入れ、スピード感のある編集を施すと良いでしょう。
男前転職/終活では、スーツを着こなし、一流の所作を伝えることで、格好いい男性になりたいという欲求にマッチさせた動画を投稿しています。
ターゲットを定めることで、視聴者は動画に興味を持ちやすくなり、効果や影響力が大幅に向上するでしょう。
③メッセージを1つに絞る
ショート動画の尺は非常に短いです。そのため、多くの情報を詰め込むと、視聴者が混乱しやすくなります。
一方で内容をシンプルにすると、視聴者にメッセージが効果的に伝わり、理解度とインパクトが増します。
例えば、アトム法律事務所のショート動画はひとつのショート動画に対し、ひとつだけ質問を答えることで、難しい法律の話でもわかりやすくなっています。
インパクトの強い動画は視聴維持率及び完全視聴率が高くなり、他の人のおすすめにも乗りやすくなります。
④冒頭の数秒にインパクトを与える
ショート動画の成功の鍵は、冒頭数秒で視聴者の興味を引きつけることです。
ショート動画には、スワイプするだけで次の動画に移れてしまう特徴があります。そのため、冒頭の数秒で興味を引かないと、すぐにスキップされるリスクがあります。
冒頭の数秒でインパクトを与える方法として以下のものがあります。
冒頭の数秒にインパクトを与える方法
- 衝撃的な統計や情報を提示する。
- 感情を刺激するシーンを使用する。
- 視聴者の参加を促す内容を取り入れる。
- もっとも伝えたいメッセージを最初に提示する。
- 「知っていましたか?」と直接的な言葉で視聴者の注意を引く。
例えば、ミツカンでは冒頭に美味しそうな料理を冒頭に持ってきて強いインパクトを視聴者に与えています。
ショート動画の制作時には、冒頭の数秒がもっとも重要と考え、視聴者の興味を引き付けましょう。
⑤統一感のある世界観を持つ
投稿動画に統一感を持たせると、視聴者の興味を引きつけ、チャンネル登録を促進させられます。
視聴者は、興味を持ったショート動画から、そのチャンネルの動画一覧を確認する傾向があります。そこで、興味を持った動画と似たテイストの動画が多い場合、視聴者はチャンネル登録を検討しやすくなるからです。
例えば、お金の勉強をテーマにしたショート動画を投稿している場合、そのチャンネルの動画一覧には、お金をテーマにした動画が多く存在していることが望ましいです。お金に不安や悩みを抱えている視聴者は、そのチャンネルを登録しようと考える可能性が高まります。
リベラルアーツ大学では、お金をテーマに一貫して動画を投稿しています。
チャンネル全体のブランドイメージや統一感を意識して、ショート動画を投稿しましょう。
投稿したショート動画がバズらない理由
投稿したショート動画がまったくバズらない悩みを抱えているのなら、バズらない理由についても理解しておきましょう。
- 動画の質が低い
- 動画内に不快な要素を含めない
- トレンドや話題に乗っていない
- 動画のタイトルと内容と一致していない
①動画の質が低い
ショート動画がバズらない主な理由のひとつは、動画の質が低いことです。
ショート動画はだれでも気軽に投稿しやすいというメリットがあります。しかし、視聴者は高品質なコンテンツを求めています。そのため、無編集で低品質な動画はスキップされやすく、視聴者のおすすめに乗りづらくなるのです。
高品質な動画は視聴者の興味を引きつけ、シェアされやすくなります。動画の質を確保するためには、適切な機材を使って編集技術を習得し、そして内容の工夫が必要です。
②動画内に不快な要素を含めない
動画へのインパクトを求めるあまり、誹謗中傷に近い内容を含めると、視聴者が不快に感じる可能性が高まります。すると、低評価が集まり、シェアや再生数を減少させる原因となります。
もし、不快な要素でバズったとしても、炎上は免れません。プラットフォームのガイドラインに違反してしまった場合は、動画だけでなくチャンネル自体が削除されることもあります。
動画内に不快な要素を含めないように注意することが重要です。視聴者の感情やプラットフォームのガイドラインを尊重し、ポジティブなコンテンツを提供するよう心がけましょう。
③トレンドや話題に乗っていない
ショート動画がバズらない一因として、トレンドや話題に乗っていないことも挙げられます。
ショート動画がバズるためには、トレンドを取り入れることが重要です。現在のトレンドや話題に合わせることで、視聴者の興味を引きつけることができるからです。
例えば、コンビニが流行のアニメキャラクターとコラボの商品を出す戦略と同様です。
一方、古いトピックは視聴者の関心が薄れているため、注目されにくくなります。
話題のトピックや流行の音楽を動画に取り入れることで、動画の新鮮さを表現できます。注目されている作品を参考にしたり、オマージュとして取り入れるなど、さまざまな方法で動画を魅力的に仕上げましょう。
④動画のタイトルと内容と一致していない
動画のタイトルと内容が一致していない場合、視聴者の信頼を失い、再生回数やシェアの増加を妨げる大きな要因となります。
タイトルに惹かれて動画をクリックした視聴者は、内容がタイトルと異なると期待外れを感じるからです。
ショート動画のアルゴリズムは、視聴者の履歴や好みに基づいて動画を推薦します。もし、低評価されたり、滞在時間が短すぎたりすると、動画がおすすめに乗りづらくなります。
ショート動画を投稿する前に、タイトルと内容が一致しているかを確認しましょう。タイトルは視聴者の最初の接点です。視聴者の期待に応える魅力的な内容を提供し、動画の評価や再生回数を向上させましょう。
ショート動画の効果とメリット
ショート動画は、自社のアピールをするだけではありません。上手く利用すると、高い宣伝効果が期待でき、販売促進につながります。
動画のメリットは以下の通り。
動画のメリット
- 多くの情報を正確に伝えられる。
- 企業イメージを高められる。
- 音声と映像で印象に残りやすい。
- SNSで拡散されて高い宣伝効果が期待できる。
- 購買意欲のアップを見込める。
動画を活用することで、ブランドの認知度やリーチを増加させ、新しい顧客層を獲得することができます。また、多くの情報を伝えられることから、競合との差別化を図り、市場での競争力を強化することも可能です。
動画制作の効果やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ショート動画の作り方
ショート動画を制作するには、大きく2つのパターンがあります。
①自社で編集する
自社で動画を編集する場合、主なメリットとしてコスト削減が挙げられます。しかし、高品質なショート動画を制作するには、専門的な知識や技術が必要です。
例えば、自社で動画編集を試みたものの、技術や知識不足で想定以上に時間やコストがかかってしまうケースは珍しくありません。ましてや、初心者の動画編集となると、期待するクオリティに達しないことも考えられます。
自社編集の特徴
- コスト面でのメリットが大きい。
- 編集ソフトや機材の購入が必要。
- 動画編集のスキルや知識が求められる。
自社スタッフのスキルを正確に把握し、動画編集が実現可能かどうかをしっかりと見極めましょう。
②専門家に編集を依頼する
専門家に動画編集を依頼する大きなメリットは、納期に合わせて高品質な動画が手に入ることです。
専門家は最新のトレンドや技術を把握しており、経験を活かして効率的にクオリティの高い動画を制作しています。
専門家依頼の特徴
- 最新のトレンドや技術を把握している。
- 初心者が犯しやすいミスを避けられる。
- 自社で制作するよりもコストがかかる。
専門家に依頼すると、自社で制作するよりもコストは高くなります。しかし、その投資によって、目的に合った高品質な動画を制作してくれるでしょう。
自社の紹介
私たちは企画構成から編集までワンストップで対応可能な制作会社です。納品までの全行程を丸投げできるので、面倒な手間が一切かかりません。
年間50本以上の豊富な制作実績を持ち、アニメーションを用いたショート動画でお客様のメッセージを視聴者にわかりやすくお伝えできます。
まるムビは、お客様が動画制作に関わる時間を限りなくゼロにすることで、待っているだけで高品質な動画をお届けするサービスです!
\ 【限定】今月残り1名様まで /
まとめ:ショート動画がバズれば宣伝効果は絶大!
今回はショート動画をバズらせるコツについて解説しました。
ショート動画をバズらせるコツは以下の5つです。
- 目的を明確にする
- ターゲットを特定する
- メッセージを1つに絞る
- 冒頭の数秒にインパクトを与える
- 統一感のある世界観を持つ
今まさにバズっているショート動画は、上記の特徴を抑えています。
ショート動画を用いて商品やサービスの紹介、ブランディングをする場合は、動画をバズらせて効果的な宣伝活動をしましょう。
もし、ショート動画投稿に興味があるものの、技術力に不安がある方は動画制作会社や実績のあるクリエイターに依頼することも検討しましょう。高品質で効果の高いショート動画を使って、宣伝活動にお役立てください。
- 年間50本以上の豊富な制作実績
- 企画構成から編集までワンストップで対応
- アニメーション動画特化でわかりやすく伝わる動画
\ 【限定】今月残り1名様まで /