こんにちは、岐阜県の飛騨高山で動画制作をしているシュウジです。
今回は以下のお悩みについて、プロの動画クリエイターの目線で詳しく解説していきます。
- 動画制作会社の選び方がわからない。
- 動画制作会社で失敗したくない。
- 動画制作会社を選ぶポイントを知りたい。
制作会社に動画を依頼すると、どうしても高額になってしまいますよね。だから失敗したくない気持ち、よくわかります。
この記事を読むことで、後悔しない動画制作会社の選び方について知ることができます。予算内で自分のイメージ通りの動画を手に入れて、多くの視聴者さまに感動を与えましょう。
動画制作会社の選び方で失敗しない5つのポイント
まずは「動画制作会社を選ぶ前におさえておきたい5つのポイント」から把握しましょう。
- 動画を制作する目的の明確にする
- ターゲットを設定する
- 予算の設定
- 納期の設定
- 参考動画の準備
①動画を制作する目的の明確にする
動画制作を依頼する際には、視聴者に何を伝えたいのか、何を達成したいのか、動画の目的を明確にすることが重要です。
目的が明確であればあるほど、動画制作会社にどんな動画を作ってほしいのかが具体的に伝わり、期待通りの動画が制作される可能性が高まるからです。また、目的が明確であれば、その目的に合った制作会社を見つけやすくなるでしょう。
例えば、新商品の動画を制作したい場合、目的に合わせて次のような動画が制作されます。
- 商品の特徴を強調した動画
- 企業の歴史や価値観、ビジョンを伝える動画
- ターゲット層に響くストーリーテリングを含んだ動画
失敗しないためにも動画制作を依頼する際には、その目的を明確にしましょう。
②ターゲットを設定する
制作会社に依頼する前に、動画を視聴するターゲットを設定しましょう。
ターゲットが明確であれば、制作会社がそのターゲットに響く動画を制作することができます。しかし、ターゲットが不明瞭なまま動画制作を進めてしまうと、イメージとかけ離れた動画になりかねません。
女性向け化粧品のプロモーション動画を制作したい場合だと、ターゲットが20代なのか60代なのかで、内容や見せ方が大きく変わりますよね。
ターゲットを設定していれば、事前に制作会社がどのような動画を制作するのかを判断できるので、動画制作会社選びで失敗する可能性が低くなります。
③予算の設定
予算を設定しておくことはとても大切です。
なぜならその予算に適した制作会社を選ぶことができるからです。
予算が決まっていれば、予算内で制作がどこまで可能かを制作会社ごとに比較しやすくなるだけでなく、複数の見積もりを比較して、その料金が妥当かを判断することもできます。
また、追加費用が発生した場合でも交渉しやすくなるでしょう。
④納期の設定
動画制作を依頼する際には、その納期を設定しましょう。
納期を設定することで、制作会社がその納期に間に合うように動画を制作することが可能になります。また、納期が明確であれば、その納期に間に合うように制作を進めることができる制作会社を選ぶこともできます。
例えば、2ヶ月後の新商品の発売に合わせてプロモーション動画を制作したい場合、その納期を設定することで、2ヶ月後の発売に間に合うように動画を制作することが可能になります。
依頼する前に、計画的な納期を立てておきましょう。
⑤参考動画の準備
動画制作を依頼するとき、参考にする動画を準備することが重要です。
参考動画を準備することで、自分が求める動画のイメージを具体的に伝えることができます。制作会社によって、イメージに近い動画を制作できるかどうかを判断する材料にもなるでしょう。
参考動画を準備することで、制作会社とのコミュニケーションがスムーズになり、期待通りの動画を制作する確率が高まります。できることなら、参考動画は複数準備しておきましょう。
動画制作会社の選び方6選
動画制作会社を選ぶ際は以下の6つのポイントを重視しましょう。
- 制作実績を確認
- 提案力・企画力の有無
- 担当者との相性・コミュニケーション能力
- 料金設定を比較
- 無茶なスケジュール管理をしていないか確認
- アフターフォローの有無
①制作実績を確認
制作会社のこれまで手掛けたプロジェクトや実績を確認しましょう。
なぜなら、その会社がどのような動画を制作できるのか、またその品質がどの程度かを判断する重要な指標になるからです。
制作実績を確認する際は、以下のポイントをチェックしましょう
- 制作実績の数
- 制作動画のクオリティ
- 制作動画の反響(いいね数や視聴回数)
- 依頼したい動画に近い種類のどうがを制作しているか
これらを確認することで、その会社があなたの要求を満たせるかを判断できます。
②提案力・企画力の有無
提案力・企画力とは、動画制作会社がクライアントの要望や目的を理解し、それを最大限に活かすための創造的なアイデアやプランを提案できる能力のことです。
動画の大まかなビジョンが決まっていても、事細かくまで決まっていることはかなり稀です。そこで、制作会社に提案力・企画力があれば、クライアントが思いつかないような新たな視点やアプローチを提供され、動画の効果を最大化できる可能性が高まります。
過去の実績の中から、クライアントにどのような提案をしたのか、確認できる企画書があれば見せてもらえないか交渉することも、とても大切です。
③担当者との相性・コミュニケーション能力
担当者との相性やコミュニケーション能力は動画制作を依頼する際に必ずチェックしましょう。
相性が良ければプロジェクトの進行がスムーズに進むだけでなく、良いアイデアやアドバイスが生まれやすいメリットがあります。さらに、コミュニケーション能力が高ければ、自由な意見交換ができるでしょう。
もし、トラブルが起きても円滑に解決もしやすいはずです。
しかし、制作会社の相性が悪く、コミュニケーション能力が低い場合、次のようなトラブルが起きやすくなります。
- 納期が遅れる
- 不必要な修正が施される
- 要望にない動画が制作される
初めて話した時の印象を大事にする、口コミを確認するなどして、制作会社との相性をしっかりとチェックしましょう。
④料金設定を比較
料金設定も重要な選択基準です。しかし、各社の料金体系はさまざまで、一概に比較するのは難しいかもしれません。
最初に価格提示で詳細な説明がない場合は、契約後に予算オーバーになる可能性もあります。
そこで、自分の予算に合った適切なサービスを提供してくれる動画制作会社を選ぶために、以下のポイントをチェックし、比較するようにしましょう。
総額
まずは全体の費用を比較します。
単純に安いからといってその会社を選ぶのではなく、その費用に対してどのようなサービスが含まれているのかを理解することが重要です。
内訳
見積もりの内訳を確認します。制作費、編集費、音楽費、ナレーション費など、どのような費用が含まれているのかを把握しましょう。また、追加費用が発生する可能性も確認しておきます。
追加費用
制作過程で追加の作業が必要になった場合の費用も確認しておきましょう。例えば、修正回数に制限がある場合、それを超えた修正は追加費用が発生することがあります。
価格と品質のバランス
価格だけでなく、その価格に見合った品質が得られるかも重要です。過去の制作実績や口コミ、評判を確認して、価格と品質のバランスを見極めましょう。
⑤無茶なスケジュール管理をしていないか確認
動画制作は複雑なプロセスです。
- ヒアリング
- 企画
- シナリオ作成
- 撮影
- 編集・音入れ
- 評価
- 修正
- 納品
これらのステップのスケジュール管理がきちんとできていなければ、動画の公開が遅れてしまいます。
もし新商品の動画を依頼している場合、新商品の発表も遅れてしまうということです。
また、無理なスケジュールを組んでいる場合は動画のクオリティを落としかねません。
余裕を持ったスケジュールになっているか、定期的な進捗報告がもらえるかを確認しましょう。
⑥アフターフォローの有無
動画制作会社のアフターフォローについてもチェックしましょう。
動画の修正が必要になることもあります。その時にアフターフォローとして、修正や再撮影があれば安心です。
また、動画データを制作会社が納品後も保管しているかもチェックしておいて損はありません。
動画が公開された後も、必要に応じて修正やアップデートを行ってくれる会社は、長期的なパートナーシップを築くのに理想的です。
これらのポイントを考慮に入れて、あなたのニーズに最も適した動画制作会社を選びましょう。
【トラブル回避】動画制作会社を選ぶときの注意点
最後に、動画制作会社を選ぶ際の4つの注意点をご紹介します。注意点をおさえて、動画制作会社選びで失敗しないようにしましょう。
- 契約内容が明確か
- 追加費用が発生するのか
- 制作費用が相場と乖離していないか比較する
- イメージ通りの制作物になりそうか
①契約内容が明確か
動画制作を依頼する際には、契約内容をしっかりと確認しましょう。後でトラブルになることを防ぐことが目的です。
具体的には、以下の内容を注意して確認しましょう。
制作範囲
制作する動画の内容、長さ、形式など、具体的な制作範囲が明記されていることを確認しましょう。クライアントと制作会社との間で認識のずれが生じることを防ぐことができます。
納期
動画の納品日が明確に記載されていることも重要です。プロジェクトのスケジュール管理がしやすくなります。
費用
制作費用や、追加で発生する可能性のある費用(例:修正費用、追加制作費用など)が明記されていることを確認しましょう。
著作権
動画の著作権がどのように取り扱われるのか、明確に記載されていることも重要です。例えば、動画の著作権がクライアントに帰属するのか、制作会社が保持するのか、その点を必ず確認しましょう。
修正範囲
制作後の修正範囲や修正回数、修正にかかる費用が明記されていることも確認しましょう。後から予期せぬ費用が発生することを防ぐことができます。
②追加費用が発生するのか
制作費用以外にも、追加で費用が発生する可能性があります。例えば、追加費用として発生するケースとして、以下のものが考えられます。
- 撮影場所のレンタル費用
- 特殊な機材の使用料
- 出演者へのギャラ
- ライセンス費用
- 遅延費用
最初に提示された価格が安くても、その後のオプション料金で費用が増え、結果的に予算オーバーになることがあります。
これらの費用が含まれているか、必要となった場合に備えて、その額を確認しておきましょう。
③制作費用が相場と乖離していないか比較する
動画制作の費用は、その内容やクオリティなどにより大きく変動します。そのため、複数の制作会社から見積もりを取り、相場感を把握することが重要です。
他にも、インターネットの口コミサイトや、知見のある人に相談してみるのもひとつの手です。
費用が相場よりも高いと感じた場合は、その理由を制作会社に問い合わせると良いでしょう。
④イメージ通りの制作物になりそうか
制作会社が提案する動画が自分のイメージに合っているかをしっかりと確認しましょう。
期待通りの動画を得るため、また、制作過程での誤解や不満を避けるために重要だからです。
イメージと違う動画になってしまうと、後悔だけでなく修正に、さらに費用や時間がかかってしまいます。
- 制作会社の過去の作品を見て、そのクオリティや表現方法が自分の求める動画に合っているか。
- 打ち合わせで提案された動画のイメージが、クライアントと制作会社でズレていないか。
自分が求める動画を作るためにも、綿密な打ち合わせを怠らず、それに付き合ってくれる制作会社を選ぶようにしましょう。
まとめ:動画制作会社の選び方を理解して依頼しよう
今回は動画制作会社の選び方について解説しました。
動画制作会社に依頼する前に以下の5つのポイントをおさえておくと、話し合いがスムーズにいきます。
- 動画を制作する目的の明確にする。
- ターゲットを設定する。
- 予算の設定する。
- 納期の設定する。
- 参考動画の準備する。
そして、以下のポイントに注目して動画制作会社を選びましょう。
- 制作実績を確認
- 提案力・企画力の有無
- 担当者との相性・コミュニケーション能力
- 料金設定を比較
- 無茶なスケジュール管理をしていないか確認
- アフターフォローの有無
そして、トラブルを避けるために契約前に必ず注意したいポイントは以下の通りです。
- 契約内容が明確か。
- 追加費用が発生するのか。
- 制作費用が相場と乖離していないか比較する。
- イメージ通りの制作物になりそうか。
動画制作は高額な費用になりがちなので、失敗しないようにしっかりと準備し、注意点を意識して依頼することが大切です。
あなたにぴったりの動画制作会社を見つけて、多くの視聴者さまが感動する魅力的な動画を提供しましょう。